目のレーザー手術のその他の術式
ラセック(LASEK)という術式
レーシックを応用させたラセックは、フラップを作成する際に使うマイクロケラトームを使用
せず、アルコールで角膜表面をふやけさせることで非常に薄いフラップを作成するという方法を
取ります。これにより、角膜が薄くレーシックでは不適応の患者や強度近視で削る角膜が足りない
という患者にもラセックであれば、手術が可能になりました。
ラセックが抱える問題としてはアルコールを使うことで角膜や結膜の障害が考えられるのでは
ないかという点が心配なことと、術後に痛みがあるということです。術式としてあるものの
あまり症例数がないのがラセックです。
ウェーブフロントレーシック
見え方の質にこだわりたい人におすすめなのがオーダーメイド式のレーシックといえるウェーブ
フロントレーシックです。この手術は患者一人一人の詳細な視覚情報を解析するもので屈折度数
も通常0.25D単位のものを0.01D単位で行うため非常に鮮明でクリアな視界が得られるものです。
他にも細かな眼球の凹凸や角膜のカーブにも考慮しています。その分値段は張りますが仕事や
趣味でどうしても質の高い視力を確保したい人にはウェーブフロントレーシックがおすすめです。
ただ、それでもフラップがあることで高次収差に若干問題が残ることや加齢による角膜表面の
状態の変化を考えるとその見え方も完璧とはいえないところがあるようです。
エピレーシック(EPI-LASIK)
K-1のレフリーとしても有名な角田さんが受けたのがこのエピレーシックです。エピレーシック
がレーシックと異なるところはフラップを作成する際にエピケラトームという医療器具を使う
ところにあります。このエピケラトームを使うと通常のレーシックのフラップよりかなり薄く
作成できるため、角膜が薄く不適応とされたケースでも施術が可能なのです。
また、そのほかにも強い衝撃を受けてもフラップがズレることがないという特徴があるため
格闘技などの激しい運動をする人に向いている目がよくなる手術なのです。
そんなエピレーシックですが、手術を行える眼科クリニックが限られているのが残念です。大手
のクリニックは大抵カバーしていますが中小の眼科クリニックでは少ないと思います。